La Liga21-22シーズン 第14節 ビジャレアルvsバルセロナ マッチレビュー
どうも、くれたです。学校の課題のレポートに追われて中々書けず、すみません。メッシがバロンドールも取ったことですし、軽快に書いていきましょう。直近の試合である
ベンフィカ戦のレビューを貼っておくので、まだの方はぜひ。
スタメン
戦術的な敗北を招いた右サイド
今回のビジャレアル戦、キーとなったのは間違いなく右サイドでの攻防でしょう。前半の序盤はアブデが得意のドリブルで切り裂いていましたが、時間が経つにつれてペドラサとモイゴメスに振り回されて裏のスペースを狙われ続けました。
なぜ右サイドでの攻防で優位性を取られたのでしょうか。その理由を考えてみたところ、2つ思いつきました。
アブデを混乱させたビジャレアルの左サイド
序盤はドリブルでビジャレアルを翻弄したアブデですが、時間が経過するにつれてその形勢ががひっくり返っていきました。ペドラサとモイゴメスの連携の質が高く、リーガ1部のレベルの高さを見せつけられました。特に裏のスペースへ抜け出すために動く選手たちの動き出しの質はとても高く、さすがヨーロッパリーグの王者だなと感じました。
今回のバルサの守備の仕方はマンマークの傾向が強く、アブデが戻り切れていなくて、CBやSBがつり出されたスペースを効果的に使われることが多くありました。
停滞した右サイドからのビルドアップ
もう一つの原因は右サイドからのビルドアップの停滞だと考えました。今回のバルサの右サイドはアラウホ、エリックガルシア、デヨング、アブデでした。いくらデヨングがいるといっても、ビルドアップの苦手なアラウホ、高い位置をとらないエリックガルシア、リーガ1部に昇格してきたばかりのアブデがいると、きついものがありました。
ビルドアップが停滞することで、右サイドではビジャレアルにボールを回収し続けられ、守備におけるインテンシティが少しずつ下がっていく要因となってしまいました。
多彩な色を見せるデヨング
エスパニョール戦ではブスケツと2ボランチを組んで組み立ての顔を見せたデヨングでしたが、ビジャレアル戦ではアブデがボールを持つと高確率でハーフスペースへ走りこむ動きを見せていました。アブデは自分の仕掛けに自信があるのか、ほとんどデヨングにはボールを出しませんでした。しかし、このランニングにも相手を引き付けたり、アブデが仕掛けるスペースを増やしてあげる役割があります。
さらに、今回デヨングが高い位置をとって起こった良いことは1点目のシーンです。かなりオフサイドギリギリのゴールでしたが、デヨングがあの位置にいないと生まれなかったゴールでした。
不用意なスローインからの失点
今回、1-3で勝利したバルサですが少し不用意すぎたかなという印象を受けました。エリックガルシアがスローインをデパイに当てましたが、あっさりと回収されそこからギリギリのパスを2本つながれ、最後もチュクエゼにトーキックでボールを突かれ失点。この試合にファインセーブが多かったテアでも止めれませんでした。
数年前にリバプールがスローイン専用のコーチを雇っているという話を見てから少し気になっていました。シャビがここまで要求するかはわかりませんが、スローインの質まで求めるようなレベルにチームが育っていけば、シャビにも目をつけてほしいですね。
スローインからの失点で思い出したけど、確かリバプールってスローイン専門のコーチを雇ってるんだよね。
— くれた (@Cule_tactical) 2021年12月1日
シャビがこういうのに興味を持ち始めたら面白そう。
今回はここまで。いかがでしょうか?フェラントーレスやアスピリクエタ、アデェイミなどの獲得の報道が出ていますが、財政的に可能性はあるんでしょうかね?特にフェラントーレスとアデェイミはWGとして起用できそうなのでシャビが欲しがりそうなのも理解できます。見守っていきましょう。
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では。