CL GS第6節 バイエルンミュンヘン戦 マッチレビュー

どうも、くれたです。今回は運命のバイエルン戦のマッチレビューです。勝てばGS突破、負ければ敗退というまさに背水の陣の状況でバルサは強敵バイエルンにどのように挑んだのでしょうか。クーマン体制時でのバイエルン戦と比較もしていきたいと思います。

いいねやリツイート、フォローだけでもよろしくお願いします。

クーマン体制時のバイエルン戦のマッチレビューを貼っておくので、ぜひお読みください。

 

cule-tactical.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

スタメン

f:id:cule_tactical:20211210144418p:plain

強気の守備設定

もちろん、格上相手にアウェーで勝たないといけないという失うものがない状態ではありましたが、シャビはバルサに強気の守備設定を仕込んできました。バイエルン相手に高めのライン設定を行ったり、高い位置からのプレッシングなど近年の対強豪チーム戦ではみられなかったような守備戦術でした。結果的には3失点とクーマン体制時に行われたバイエルン戦とスコアは変わりませんが、バルサのビッグクラブとしての意地を感じました。

 

しかし、サネが外から中央に入ってくる動きによってブスケツやデスト、アラウホたちのマーク先があいまいになり、デイビスやトリッソ、ムシアラがフリーでボールを受けられる状況がつくられていました。

f:id:cule_tactical:20211213175535p:plain

 

試合の流れを変えた転換点

この試合の転換点は間違いなくアルバが負傷してミンゲサが投入された場面でしょう。もちろんミンゲサは左SBが本職ではないですし、相手がバイエルンということでさらに厳しかったと思います。当然、パフォーマンスがよくなかったミンゲサに批判は集まると思いますが、シャビにはバルデを起用するという選択肢もあったと思います。まだまだトップチームデビューしたばかりで大一番に起用するのをはばかるのも理解できますが、失うものがなかった今回の状況ではバルデを起用することも考えてほしかったなぁという印象を受けました。

 

ミンゲサの投入によりビルドアップはつまりはじめ、バイエルンのプレッシングの餌食となってしまいました。最初の失点シーンでもラングレにミュラーをマークするように指示されていたものの、結局はミュラーにボールを触られてしまい、ゴールを許してしまいました。

 

2点目もコマンを捕まえようとしましたが、上手く剥がされたことでブスケツがカバーに入るもボールを奪いきれずに中央にいたサネにボールが渡り、スライドが間に合わなかったデヨングが追いつくことができずに豪快にミドルをかまされました。

 

気になった大一番での采配

大一番のバイエルン戦ということで、どのような布陣で臨むかが気になっていましたが、結果はアラウホの右SB起用。これが結果的にビルドアップでの停滞を生んでしまったりしました。

 

僕が思ったことは、なぜ大一番で新しい陣形で臨んだのかです。もちろん、失うものがない状況でこういった賭けに出ることはありますが、これまで試してきた中での最適解を大一番で実行するのも1つの手ではないかなと感じました。個人的には3-2-2-3のスクエア型で挑んでほしかったなぁと思いました。

 

今回は以上です。いかがでしょうか?結果は敗戦となり、EL行きが確定しましたがELでは力の差を見せ付けられるのでしょうか。リーガでもCL圏外の順位でもあり、クラブの価値を再証明するためにELでの優勝はぜひとも狙いたいですね。

 

いいねやリツイート、フォローだけでもよろしくお願いします。

 

では。