La Liga20-21シーズン 第28節 レアル・ソシエダvsバルセロナ 振り返りとちょこっと展望
どうも、くれたです。大学の最終レポートが終わり、大学生として初めて迎える夏休みです。時間はたっぷりあるので、このブログでもいろいろできたらいいなぁと思っています。
今回は21-22シーズンのリーガ開幕戦をカンプノウでソシエダと戦うということなので、直近のソシエダ戦を振り返ろうかなぁという感じでございます。
スタメン
バルサをリスペクトしたソシエダ
ソシエダはいつもの4-3-3ではなく、5-4-1もしくは5-2-3という形で臨みました。これはバルサにとって鬼門であるアノエタでのソシエダといえども、バルサにある程度ボールを持たれるという予想のため、このシステムを採用したのではないかと思われます。CBの中央にはスビメンディが起用されており、オリンピックではアンカーとして起用されていたのを見ると、相当器用な選手だということがうかがえますね。
デヨングのリベロ起用
バルサは招集リストにアラウホがいたにもかかわらず、デヨングをリベロで起用。右のCBにはミンゲサが起用されています。そして、リーガ終盤では採用されなくなったメッシとグリーズマンの2シャドーにデンべレの1トップという布陣となっています。このシステム、メッシが一番心地いいポジションでプレーできてると思ってたので、好きだったんですけどねぇ。
前半
イサクの脇のスペース
バルサはビルドアップ時、ソシエダが5バックを採用したときならではの工夫をしました。5バックのチームは守ろうとしても、自陣深くに人数をかけているために、どうしても前線からのプレスに人数を割くことが出来ません。
今回はイサクが1トップということで、イサクの脇のスペースがどうしても空いてしまいます。バルサはそのスペースを利用しました。
このスペースは余裕をもってボールが持てると判断したのです。
このスペースでボール保持率を高めながら、いかにメッシによい形で渡すかを模索していました。(メッシが時折り降りてボールをもらいに来る場面もありましたが、、)
しかし、ソシエダも自陣でバルサにボールを持たれているわけではありません。先ほどの画像のように自陣深くで耐え続けるのではなく、積極的に前線からプレスをかけるシーンも見られました。オヤルサバルとポルトゥの2人のサイドアタッカーはデストやアルバへパスコースを切りながらCBへプレスをかけるのではなく、中央へのパスコースを切りながらプレス、といった形でした。
前半でバルサは2得点。らしい崩しからデンべレがシュート。そのこぼれ球をグリーズマンが押し込んで1点目。2点目はブスケツからのエッチなパスを受けたメッシが裏へ抜けるデストへスルーパス。そのまま右足で突き刺して2点目。確かこの得点がデストのバルサでの初ゴールだった気が。初ゴールをメッシにアシストしてもらいました。
一度デヨングがイサクに振り切られる場面があって、いくらマルチなデヨングでも、イサクほどのFWになれば、守るのも難しくなるよなぁと思いましたね。
デヨングのリベロ起用、ビルドアップが円滑になるのも事実だけど、デヨングの身長が180cm、本職がMFである以上、リーガでもイサクとかイニャキとかの高身長かつ足が速いCFに対応できない場面がいつか来るのも事実。3バックはこれを解決するための策だと考えることもできるけど。
— くれたきゅん🇪🇸(かわいい系cule) (@Cule_tactical) 2021年8月2日
この記事を書くと決めて試合を見返してて思ったのでこれをツイートしました。
後半
後半は前半よりもバルサペースに。ソシエダの陣地でプレーされる時間が多くなり、バルサはボールを奪われても、素早く切り替えて即自奪回へ。また、前線からのプレスと後方のプレスが嚙み合いだし、ボール回収の質が上がりました。
後半を見てて気づいたのですが、グリーズマンはドブレピボーテのブスケツやぺドリとほとんど同じ高さのエリアで守備をしてくれていました。
67分にアラウホとモリバを投入。デヨングが1列前に上がり、モリバは相変わらずのフィジカルの強さを見せます。オヤルサバルからボールを奪って前に運んだりと効果的な仕事をこなしていました。去就問題で揺れているモリバですが、みなさんは残留派、放出派どちらなんでしょうかねぇ~
後半にバルサは4得点。デストの2点目やデンべレの単独突破からのゴール、またまたブスケツのエッチなパスからメッシのゴール、6点目はまさにこれがバルサという連携からのゴール。バレネチェアに1点返されるも、大量得点で勝利しました。
21-22ソシエダ戦展望
今シーズンの開幕戦、カンプノウで行われますが、両チームともにユーロやオリンピックで消耗している選手がいるため、万全の状態とは言えないでしょう。ソシエダ側にはメリーノ、オヤルサバル、スビメンディがオリンピックに出ており、オヤルサバルはユーロにも出場しました。バルサ側にはミンゲサ、エリックガルシア、ぺドリがオリンピック出場、エリックガルシア、ペドリはユーロ出場。
ソシエダ戦はペドリがおそらく出場できないのが不安ですが、代わりに誰が出るのでしょうか?クーマンはPSMで3バックを採用していないため、ドブレピボーテの可能性は低そうです。そうなると、中盤が3枚になるので、ブスケツとデヨングが確定だとしても、あと1枚が予測がつきません。去就不透明のモリバ?16歳のガビ?売れ残るかもしれないピャニッチ?ないとは思うけど、怪我明けのコウチーニョ?誰が選ばれてもペドリと比べると見劣りしますね。
キープレイヤー
試合展開としてはバルサがボールを握る時間が多く、ソシエダはイサクを中心にカウンターのチャンスを伺うようになると思います。ここでバルサのキープレイヤーになるのがアラウホ。イサクのスピードとフィジカルについていけるバルサの選手は現時点でアラウホしかいないのではないでしょうか。
初戦はカンプノウで行われますし、絶対の落としてはならない試合です。開幕までのこり2週間弱です。
こんな感じでしょうか。簡単な振り返りでしたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。是非リツイートやいいね等の拡散やフォローをするだけでもよろしくお願いします!
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— くれたきゅん🇪🇸(かわいい系cule) (@Cule_tactical) 2021年5月10日
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— くれたきゅん🇪🇸(かわいい系cule) (@Cule_tactical) 2021年7月24日
あと、JFAのC級指導者ライセンス講座を受講することにしました。何言い情報を持っている方がいましたら、是非教えてください。
JFAの指導者ライセンスC級受けることになった。がんばる。
— くれたきゅん🇪🇸(かわいい系cule) (@Cule_tactical) 2021年7月30日
ありがとうございました。