La Liga 第2節 アスレティック ビルバオvsバルセロナ マッチプレビュー

どうも、くれたです。今回はビルバオ戦のマッチプレビューを書きたいと思います。2戦連続バスク州の強豪と試合をする稀なシーズンですが、勝利を願って応援しましょう!

 

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両チームの開幕戦

ビルバオ

まずはホームチームビルバオ。開幕戦を一応フルで見たのですが、対戦相手が格下のエルチェだったので、あまり参考にはならないかもしれません。いつもビルバオを追っているわけではないので、あまり深くまで考察することはできませんが、それでもよければ、是非。

 

ビルバオの開幕戦を見た際のメモをツイートしたので、それをもとに振り返ってみます。

 

4-4-2

システムは4-4-2でした。堅く守ってカウンターで仕留める。まさに”堅守速攻”を得意とするビルバオ。昨シーズンにバレンシア時代から4-4-2を使いこなしているマルセリーノが監督に就任し、4-4-2のお手本のようなチームを作り上げています。

攻撃時の質

自分が見ている限りではカウンター失敗時にはボールを保持する時間を設け、横幅を広く使った遅攻に切り替えていました。その際にダイレクトプレーや中央とサイドへのパスを繰り返し、相手ブロックを揺さぶるパスワークを見せていました。これも相手が格下のエルチェだったためであると考えることもできますが。

縦に速い攻撃

数シーズンバルサを見てきたクレたちが1番心配していることはカウンターでしょう。ビルバオの陣地深くに押し込み、ボールロストしてからのカウンターで何度ピンチになったか。今回の試合でもこの現象は免れないでしょう。ただ、少しでも攻撃を遅らせることが出来れば、ソシエダ戦でも見られたように鬼ような帰陣のスピードで戻ってきてくれます。

暴力団予備軍並みの荒さ

昨シーズンのスーペルコパ決勝で見せつけられた球際の荒さ。今シーズンの開幕戦でも健在まではいかないものの、荒いことには変わっていませんでした。デヨングとの競り合いでデヨングの鼻に頭をぶつけたり、メッシの進路を妨害したりと、今思い出してもなかなかひどいものでした。第二の下手フェの座を新生バレンシアと争います。

最終ラインの設定

対戦相手がエルチェだったため、ビルバオのボール保持時間が多く、その際の最終ラインはハーフウェーラインまで高く設定していました。バルサ戦では基本バルサにボールを握られる展開、時間帯が多くなると思いますが、ビルバオの最終ラインが高くバルサがカウンターを発動できる場面になれば、ブライスウェイトやデパイなどカウンター時にその持ち味を発揮できる選手がいるので、ここも注目です。

要注意選手

要注意選手はこれまで何度も名前を挙げたイニャキです。爆発的なスピードバルサの最終ラインをぶっちぎり、ゴールへと迫ってきます。おまけにフィジカル能力も高く、身体をぶつけてもちょっとやそっとじゃ倒れません。しかし、バルサにもアラウホというスピードあり、フィジカルあり、身長ありのビッグなCBが対峙するため、今までピケとラングレの鈍足コンビで対応していた時代よりかはかなり安心してみることが出来ています。

更にもう一人、ムニアインです。左サイドを主戦場とするビルバオの10番です。特徴は高精度のキックです。特にセットプレーでの彼のボールは全体的に高身長であるビルバオの選手たちを活かすにはもってこいです。

 

バルセロナ

バルサの開幕戦の振り返りは記事にして投稿しているので、ぜひこちらをご覧ください。

 

cule-tactical.hatenablog.jp

 簡単に要点をまとめておくと、ソシエダの守備戦術や念願の11人守備などに触れ、最後に興味深かったスタッツに少し触れたりしています。

 

 

心配な要素

 バルサは開幕戦に後味は悪かったものの、素晴らしい試合を見せてくれました。しかし、心配な点もあり、今回は2つ触れます。

 

アウェー、サンマメス

第2節はカンプノウではなく、ビルバオのホームであるサンマメスです。アウェーサポーターからの圧力に滅法弱いバルサ、その圧力に押されないか心配です。ソシエダ戦では少なくともサポーターの声援に後押しされた部分はあると思いますね。

 

メッシなしの攻撃

ソシエダ戦でメッシがいなくてもある程度攻撃できることはわかりましたが、昨シーズンにビルバオから奪った得点のほとんどにメッシが絡んでおり、ビルバオの堅い4-4-2ブロックに対してどう立ち向かっていくのが、楽しみでもありますが、心配でもあります。

 

予想スタメン

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ビルバオは開幕戦にウナイシモンを招集しておらず、どうなるかわかりません。相変わらずいい選手が揃ってますね。

 

バルサソシエダ戦からエリックガルシアをアラウホに変更しただけのメンバーで予想しました。何度も触れてきたイニャキに対応するためにアラウホは必須だと思われます。

 

バルサのキープレイヤー

バルサのキープレイヤーとして、アラウホデヨングを挙げたいと思います。アラウホは先述の通り、イニャキを完封するためです。デヨングはゴール前を固められた際の飛び道具として期待しています。メッシがいた頃よりはゴール前に飛び出す回数は少なくなっていましたが、デパイが思っていたよりも0トップのような動きをしていたので、デパイとデヨングの動きが噛み合えば、チャンスをうまく作れるかもしれません。

 

 

 

今回は以上です。いかがでしょうか? 今回は時間があったため、このような記事を書きましたが、大学が始まるとおそらくプレビュー記事を書くことは厳しいと思います。ですがかける限りは頑張ろうと思いますので、いいねやリツイート、フォローなどよろしくお願いします!

 

では。