La Liga 第20節 グラナダvsバルセロナ マッチレビュー

どうも、くれたです。今回はグラナダ戦のマッチレビューです。最近、少し呼びかけをしただけなんですが、それでも閲覧数がとても増えていてうれしいばかりです。どうぞこれからもご協力よろしくお願いします。それでは、振り返っていきましょう。

 

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スタメン

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バルサ攻撃時の嚙み合わせ

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バルサ攻撃時

 

組織力の出てきた右サイド

グラナダ戦で感じた大きな成長は右サイドの組織力の向上でした。これまではデンべレやアブデなどのドリブラーによる状況打開しかまともな攻撃手段がなかった右サイドでしたが、グラナダ戦では改善されていたように思えます。理由を考えてみると、以下のようなことが思いつきました。

試合をこなしてきて培ったビジョンを共有する感覚

まず一つ目はシャビ体制になってからこなしてきた試合数による成長です。怪我人が少しずつ回復し始め、出場選手のラインナップにも幾分か固定化の傾向が見え始めてきました。それによって選手お互いの目指すべき場所に行くためにするべきことの共有ができ始めているのではないかと感じました。

アウベスの気が利くポジショニング

先ほども記述した通り、こなしてきた試合数も関係すると思いますが、なんといっても最大の理由はアウベスの加入だと思います。これまでの長い長いキャリアの中で培った感覚と頭の中のマニュアルが完成されすぎているなと感じます。

 

デンべレが大外に張れば、内側でボールをさばき、ニコとデンべレの両方が飛び出さなければ自らがライン裏へと飛び出し、デンべレが内側でボールを受ければ、大外で純粋な右SBの動きをするというように本当に柔軟に動いてくれます。

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アウベスの柔軟な対応

 

彼の加入は単なる右サイドバックの補強というだけでなく、チーム全体のポジショニングの質の向上、いわゆる勝者のメンタリティーの植え付けなどさまざまなメリットがありますね。

 

デンべレの目立つ無秩序なアクション

1試合ずつ連携面での質は向上していますが、時折デンべレの無秩序なアクションがグラナダ戦では目立ちました。

 

オフザボールの動きのなさはこれまでも目立っていましたが、今回目立ったのは押し込んだ状態での突然のシュートです。せっかく相手ゴール前まで押し込んでいい展開を作っていたのに、急に無茶なシュートを打ってしまうデンべレのあの行動は非常にもったいなく感じます。

 

もちろん、押し込んでいるだけでシュートを打たないと得点というものは生まれませんが、それにしてももったいないですね。あれだけゴール前まで押し込むことができているのですから、丁寧に崩すことから初めてそれに再現性を付加していくことができれば、もっといいチームに成長していくと感じました。

 

今回は以上です。いかがでしょうか?今回も勝ち点を落としてしまった試合でしたが、勝てた試合でしたし、勝たないといけない試合だったと思います。次戦はスーペルコパのマドリー戦、クラシコです。前回大戦では完膚なきまでに叩きのめされましたが、あの時とは監督もプレースタイルも戦術も全く違います。バルセロナの意地を見せたいですね。

 

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では。