これから流行りそうな戦術。
どーも。Cule_tacticalです。前回の記事、見ていただけたでしょうか?まだの方は是非ご覧ください。
今回はゴリゴリの戦術の記事です。戦術、分析、プレースピード、インテンシティなどサッカーのあらゆる要素が複雑化してきた現代。プレーヤー一人の一試合のデータでもかなり多くの項目があります。
プレーヤーのタイプで言えば、技術に長けている、フィジカルに長けている、足が速い、などなど一つの武器を極めたプレーヤーも活躍してますが、近年注目され始めたのはフレンキーやバルベルデ、ヘンダーソンなどのテクニックもフィジカル、も兼ね備えているプレーヤーです。簡単に言うと、攻守において何でもできるやつが重宝される時代なのです。
プレースピードは一昔のサッカーを見ていただければ一目瞭然です。異常に速いです。なんたって”サッカーは四局面に分けられる”って言葉が当たりまえに出てくる時代なんですから。それほど速くなってるんです。
戦術でも偽サイドバックだとか、ゲーゲンプレスだとか、ハーフスペースだとか可変だとか、多くの言葉が飛び交ってます。しっかり解説を聞いて試合を見ないと、どのプレーヤーがどこにどうやって動いて、どういう役割を果たしているのかが理解するのは難しいですね。
こんな風にいろんな要素が網の目のように絡み合っているわけですから、5年後や10年後はもっと複雑化していくことが予想されます。
そこでこれから流行りそうな戦術を考えたいと思います。(もう流行ってるかも)
- ハイプレス×ショートカウンター
僕が流行ると思っているのはハイプレス×ショートカウンターです。これを極めているのがリバプールです。この戦術のいいところは10年前に流行ったポゼッションサッカーとは違ってある程度のフィジカルとインテリジェンスがあればある程度のクオリティを出すことができます。
ポゼッションサッカーはイニエスタやシャビ、ブスケツなどの技術に死ぬほど長けているプレーヤーが必要になります。そのためポゼッションサッカーが世界を席巻した時代に多くのクラブがポゼッションサッカーに挑戦しましたが、なかなか成功例はありません。
ハイプレスといっても相手の追い込み方は2種類あります。サイドに追い詰めるか中央に誘ってつぶすかです。
個人的には、WGが相手SBへのパスコースを切りながらボールホルダーへプレスをかけて中央に追い込み、ある程度のフィジカルを備えたMFがパスの受け手をつぶし、相手の守備が整う前にショートカウンターをお見舞いするのが強いかなって思っています。
またリバプールの話になりますが、リバプールのMFはファビーニョやヘンダーソン、ワイナルドゥムなどインテリジェンスとフィジカルを高水準で兼ね備えたプレーヤーがいます。そこでつぶしてしまえば、前線にはおなじみのマネ、サラー、フィルミーノ。多少雑でも立派なカウンターが成立してしまうのです。戦術とプレーヤーが見事にマッチしたチームだなとつくづく思いますね。
- ハイプレスを上回るパスサッカー