スペイン代表 ユーロ GSレビュー

どうもくれたです。今回はなんとかGS突破を決めたスペイン代表のこれまでの3試合について書いていこうと思います。

第1戦 🇸🇪スウェーデン

スタメンは

GK ウナイシモン

DF マルコスジョレンテラポルト、パウトーレス、アルバ

MFロドリ、コケ、ペドリ

FWフェラントーレス、モラタ、ダニオルモ

の11人。頑なにマルコスジョレンテを右SBで起用するルーチョ、左利き同士のCB、決定力に難ありの前線などの不安要素を抱えながら臨んだ試合。ビルドアップや即時奪回の場面では効果的に行えてたものの、最後のフィニッシュのがうまく行かない。モラタは決定機を外し、フェラントーレスはバックパスか仕掛けても取られるだけ。ダニオルモはゴール前でのヘディングなど得点の匂いはあった。しかしとにかく決まらない。そんなことをしているとイサクが襲いかかって来る。ゴール前でスペインのDF3人ほどに囲まれるも突破しブロックされてがシュートまで独力で持っていった。その後も決定機を作られるも、なんとかゴールを死守。結果は0-0だが、負けていてもおかしくなかった。

 

第2戦 🇵🇱ポーランド

スタメンは

GK ウナイシモン

DF マルコスジョレンテラポルト、パウトーレス、アルバ

MF ロドリ、コケ、ペドリ

FW ジェラールモレノ、モラタ、ダニオルモ

の11人。スウェーデン戦で決定機を逃しまくったモラタを残し、フェラントーレスに代えてジェラールモレノを起用。ポーランドの大エース、レヴァンドフスキに注意しながら点を取らなければいけない試合。前半、スペインにゴールが生まれる。ジェラールモレノがシュートを打ち、それに合わせたモラタが得点。一度はオフサイドと判定されるも、VARによってゴールが認められた。33分にダニオルモが倒されてPK獲得。キッカーはジェラールモレノ。勝ち点3を獲得するために何としても追加点が欲しい状況だったが、コースが甘く、キーパーに阻まれた。その後の前半は得点を決められず、リードして折り返す。後半54分、恐れていたレヴァンドフスキにゴールを決められる。クロスを上げ、エリア内には確かレヴァンドフスキしかポーランドの選手がいなかった気がするが、それでもねじ込んでくるのはさすがとしか言いようがない。このまま試合は終了し1-1。またも白星を飾ることは出来なかった。

 

第3戦 🇸🇰スロバキア

スタメンは

GK ウナイシモン

DF アスピリクエタ、エリックガルシア、ラポルト、アルバ

MF ブスケツ、コケ、ぺドリ

FW サラビア、モラタ、ジェラールモレノ

の11人。なんといってもブスケツがコロナから復帰し、真のラロハが来た推された試合。絶対に勝たなければいけない試合でエリックガルシアやアスピリクエタ、サラビアの起用には少し驚いた。しかし、これらの策はうまく試合を進めることになった。言わずもがなブスケツはボール支配だけでなく、即時奪回にも大きく貢献し、エリックガルシアは今まで荷はあまりなかった中盤への縦パスを積極的に行った。そんななか、前半12分にコケがPKを獲得するも、モラタが失敗。この失敗でスペインのA代表は5回連続のPK失敗だそうだ。個人的に嫌な予感がしていたが当たってしまった。その後、思わぬ形でゴールが生まれた。サラビアの放ったはなったシュートがクロスバーを直撃しボールは真上に飛んで行った。そのままキーパーがキャッチするかと思われたが、なんとキャッチミスでボールはネットを揺らした。常に内容を求められるスペインだが、こんな状況ではどのような形の得点でも大喜びである。以後も危険なシーンは作られず、終わってみればマニータ。スロバキアのビルドアップやカウンターの質を考えてもこのスコアでの勝利は次につながるだろう。

 

ベスト16の相手はクロアチア。ロシアワールドカップのファイナリストであり、タレントも豊富。厳しい戦いになると思うが、なんとか頑張ってほしい。

今回はこれで。