スペイン代表 ユーロ GSレビュー

どうもくれたです。今回はなんとかGS突破を決めたスペイン代表のこれまでの3試合について書いていこうと思います。

第1戦 🇸🇪スウェーデン

スタメンは

GK ウナイシモン

DF マルコスジョレンテラポルト、パウトーレス、アルバ

MFロドリ、コケ、ペドリ

FWフェラントーレス、モラタ、ダニオルモ

の11人。頑なにマルコスジョレンテを右SBで起用するルーチョ、左利き同士のCB、決定力に難ありの前線などの不安要素を抱えながら臨んだ試合。ビルドアップや即時奪回の場面では効果的に行えてたものの、最後のフィニッシュのがうまく行かない。モラタは決定機を外し、フェラントーレスはバックパスか仕掛けても取られるだけ。ダニオルモはゴール前でのヘディングなど得点の匂いはあった。しかしとにかく決まらない。そんなことをしているとイサクが襲いかかって来る。ゴール前でスペインのDF3人ほどに囲まれるも突破しブロックされてがシュートまで独力で持っていった。その後も決定機を作られるも、なんとかゴールを死守。結果は0-0だが、負けていてもおかしくなかった。

 

第2戦 🇵🇱ポーランド

スタメンは

GK ウナイシモン

DF マルコスジョレンテラポルト、パウトーレス、アルバ

MF ロドリ、コケ、ペドリ

FW ジェラールモレノ、モラタ、ダニオルモ

の11人。スウェーデン戦で決定機を逃しまくったモラタを残し、フェラントーレスに代えてジェラールモレノを起用。ポーランドの大エース、レヴァンドフスキに注意しながら点を取らなければいけない試合。前半、スペインにゴールが生まれる。ジェラールモレノがシュートを打ち、それに合わせたモラタが得点。一度はオフサイドと判定されるも、VARによってゴールが認められた。33分にダニオルモが倒されてPK獲得。キッカーはジェラールモレノ。勝ち点3を獲得するために何としても追加点が欲しい状況だったが、コースが甘く、キーパーに阻まれた。その後の前半は得点を決められず、リードして折り返す。後半54分、恐れていたレヴァンドフスキにゴールを決められる。クロスを上げ、エリア内には確かレヴァンドフスキしかポーランドの選手がいなかった気がするが、それでもねじ込んでくるのはさすがとしか言いようがない。このまま試合は終了し1-1。またも白星を飾ることは出来なかった。

 

第3戦 🇸🇰スロバキア

スタメンは

GK ウナイシモン

DF アスピリクエタ、エリックガルシア、ラポルト、アルバ

MF ブスケツ、コケ、ぺドリ

FW サラビア、モラタ、ジェラールモレノ

の11人。なんといってもブスケツがコロナから復帰し、真のラロハが来た推された試合。絶対に勝たなければいけない試合でエリックガルシアやアスピリクエタ、サラビアの起用には少し驚いた。しかし、これらの策はうまく試合を進めることになった。言わずもがなブスケツはボール支配だけでなく、即時奪回にも大きく貢献し、エリックガルシアは今まで荷はあまりなかった中盤への縦パスを積極的に行った。そんななか、前半12分にコケがPKを獲得するも、モラタが失敗。この失敗でスペインのA代表は5回連続のPK失敗だそうだ。個人的に嫌な予感がしていたが当たってしまった。その後、思わぬ形でゴールが生まれた。サラビアの放ったはなったシュートがクロスバーを直撃しボールは真上に飛んで行った。そのままキーパーがキャッチするかと思われたが、なんとキャッチミスでボールはネットを揺らした。常に内容を求められるスペインだが、こんな状況ではどのような形の得点でも大喜びである。以後も危険なシーンは作られず、終わってみればマニータ。スロバキアのビルドアップやカウンターの質を考えてもこのスコアでの勝利は次につながるだろう。

 

ベスト16の相手はクロアチア。ロシアワールドカップのファイナリストであり、タレントも豊富。厳しい戦いになると思うが、なんとか頑張ってほしい。

今回はこれで。

 

 

デヨングとデパイの偵察 オランダ対ジョージア

どうもくれたです。今回はオランダ対ジョージアの試合の感想をダラダラ書いていきます。前回の記事もよかったら読んでみてください。

 

cule-tactical.hatenablog.jp

一応スタメンだけ載せておきます。

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まとまりのない文章なのでひじょーーーーーーーに読みにくいと思われます。

 

 

オランダ

開始早々ハイプレス。が、割と簡単に突破される。

デパイは割とサイドに流れて受けにくる。中央にも受けにくる。

前半12分、デパイのパスから味方が抜け出し、PK獲得。キッカーを務め、ゴール。

デヨングはバルサのようにゴール前への飛び出しはしない。

デパイ、前半15分、右からのクロス決定機を活かせず。

オランダはマンツーマンプレス。

デヨングちゃん、攻守の切り替えが早くて偉い。好き。

被カウンター時のファーストディフェンスが速い。ファーストディフェンスで止められない場合は攻撃を遅らせてリトリートして守備ブロック形成。

デパイはラストパスをすることが少ないが、ボールを受けに降りてきて、そこから味方とのワンツーで崩そうとすることが多い。

役割的にはメッシに似ているかも。いや、グリーズマンかも。

プレスの2度追い、3度追いはしない。

デヨング、42分にミドルシュート。キーパーに弾かれる。

トップ下のドゥムドゥムが右寄りに、デパイが降りてきて左寄りにポジションを取るため、2シャドー気味に可変している。

54分、デヨングのワンタッチパスでデパイへ、偉い、好き。デパイがアシストし、ベグホルストがゴール。

デヨング、デパイへの長いスルーパス、相手キーパーによってクリアされたが、惜しかった。

65分、デヨングが注目の若手グラフェンベルフと交代。お疲れ様でした。好き。

デパイ、66分、ロングシュートを打つも、弾かれる。

デヨングがいなくなったこともあり、オランダの攻撃が縦に速くなった。

デパイめちゃくちゃうめぇ。75分、右からのマイナスの折り返しに、相手を背負ったままボールを受け、ファーストタッチで反転して、左足でシュート。キーパーに弾かれるも、こぼれ球を味方が詰めてゴール。

77分でもプレスをやめないデパイ。

デパイはオランダ代表では王様なのかわからないけど、自分が取られたボールは取り返そうと追い回したりはしない。

デパイはフル出場。お疲れ様でした。

 

 

ジョージア

恥ずかしながら選手は知らないが、結構上手い選手がいる。

カウンター主体になるも、オランダの囲い込みが早く、なかなか突破できないことがある。

縦パスが上手い選手がいる。

ゴール前まで進むことはあるものの、フィニッシュの精度がイマイチ。

後半は終始押され気味。

カウンターの精度を高めたい。

83分、シュートがポストに当たる。惜しい。

 

以上がダラダラと書いた感想です。印象としてデパイは結構うまかった。9番とはまた違ったタイプで楽しみです。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。せっかくなのでいいねかRTだけでもしてやって下さい。

では。

 

個人的なユーロの見どころ。

どうもくれたです。CLも無事終わり、ヨーロッパのクラブとしてのシーズンが幕を閉じました。今回は全く参考にならないと思いますが、個人的なユーロ2021の見どころを紹介したいと思います。ほぼ自分が見たいポイントをべらべら書いているだけだと思います。

 

1.ラ・ロハ(スペイン代表)

なんといってもクレはスペイン代表。そんな気がします。近年、国際大会で著しい結果を残せていないスペイン代表。シャビやイニエスタ、ピケなどの主力が抜けるなか、新たに現れた若手もたくさんいる。

今回の招集リスト

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若手の台頭

今回選出されたメンバーの中で、25歳以下の選手はウナイシモン、ロベルトサンチェス、パウトーレス、ロドリ、ファビアンルイス、ペドリ、ファラントーレス、オヤルサバル、ダニオルモ、アダマトラオレの10名。中でも注目は我らがペドリである。18歳にしてA代表に選ばれ、活躍が期待されている。ファティは怪我で惜しくも出場できないが、もし選ばれていたら、ラロハの攻撃力は大きく上がっていたと思う。

 

サプライズと不安

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また、今回のラロハにはサプライズがあった。それはラポルトの参加である。左利きのCBでは世界トップクラスの選手。高いビルドアップ能力と正確なフィードを持ち合わせ、高いポゼッション率を保つためには必須なパーツでないだろうか。昨夜のポルトガル戦ではラポルトとパウトーレスの左利きのCBコンビで臨んだ。しかし、ポルトガルの前線からのプレスが特別激しくもなかったが、ビルドアップがぎこちなかった。少し心配。

 

絶対的選手の不在

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もう一つのサプライズはマドリー勢が1人も選出されていないことだ。カルバハルは怪我で選ばれないのはわかるが、気がかりなのはセルヒオラモスがいない点である。長年にわたってスペイン代表のバックラインを支えてきた選手がいないのは少し不安に感じる。

 

注目選手

くれたがクレということで贔屓ではあるが、ブスケツとペドリを注目選手に挙げたい。

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ブスケツは言わずもがな中盤の底に君臨するピボーテ。後ろに目がついているような視野を持ち、鮮やかにボールを捌く。対戦相手はFWよりも誰よりもブスケツを抑えないとスペインは半無双状態に入る。この記事はスペインにフォーカスを当てているが、スペインの対戦相手がどのようにブスケツを抑えようとしているかも注目して欲しい。

ペドリは今回のユーロがスペイン代表としての初の国際大会となる。18歳と若く、期待も多いため、彼にかかるプレッシャーは相当なものだと思う。プレーの特徴としては、的確なポジショニングと判断、豊富な運動量などなど。今シーズンの終盤には疲労も目立ち、少々プレーが雑になる場面も見られたが、それまではプレーの質を維持しつつ、すべての試合に出場。ペドリを語る上で欠かせないのはメッシとの相性であるが、もちろんスペインにはメッシがいない。メッシがいないチームでどう輝くかも注目だ。

 

今回はこんな感じで。クレだけでなく、他リーグのサポの方にも見て欲しいので、いいねやRTをしていただけるとありがたいです!

 

では。

国際親善試合 スペインvsポルトガル

どうもくれたです。今回は寝れなくてみてたスペインvsポルトガルの感想というか思ったことを書いていきます。

まずはスタメンから。

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スペインには早速ラポルトが出場し、パウトーレスと組んで珍しい左利きのCBコンビとなり、右サイドバックにはアトレティコのマルコスジョレンテが。利き足と同サイドにWGを配置した。一方、ポルトガルはエースのロナウドをはじめ、リバプールのジョタなど強力な攻撃陣で臨みました。

 

スペイン

ブスケツを中心に丁寧にパスを回す。つもりだったが、ポルトガルの守備に苦しむ。ブスケツが最終ラインに落ちる役割をチアゴが担う場面も見られた。スペインにしては重心が後ろすぎる。それには原因があった。インテリオールのプレースタイルだ。ファビアンルイスとチアゴはどちらもゲームを組み立てるのが巧みな選手。それゆえ、味方がボールを持っている状態で自分の前方にスペースがあってもボールをもらいに降りてきてしまうのだ。これはポルトガル側からすると2列目から飛び出してくる選手がおらず自ゴールからボールが遠ざかるだけなため、守備対応としては楽になるのだ。

ポルトガル

基本的にスペインがボールを握る展開を予想し、ハイプレスは仕掛けずという感じ。サイドへ侵入してきたら一気に囲い込む。攻撃時は細かくパスを繋ごうとするも、スペインも囲い込みが早く、どうしてもロングボールを頼ることがあった。

 

ここからは翌日のくれた。

完全に睡魔に負けた。ここまで記事を書いといて没にするのもあれなので、くそ記事ということで投稿します。ここまで読んでいただいた方、申し訳ございません。

 

次は寝ないように頑張ります。😞

今シーズン振り返り FW編

どうもくれたです。今回は今シーズン振り返りFW編です。前回と前々回の振り返り記事を見ていない方はこちらからぜひ。

 

cule-tactical.hatenablog.jp

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今回もアンケートで5点満点で評価しております。

それでは早速。

7.グリーズマン 3.8点ソース画像を表示

昨シーズン、高額の移籍金で加入したもの移籍金以下の活躍で早くも売却候補に。かと思いきやお気に入りの7番をもらい心機一転!かと思いきややっぱりうまくいかなかった。右サイドハーフで使われても圧倒的なココじゃない感。しかし年明けからはメッシとの相性も深まり、2トップの一角、3トップの左WGのスタメンに。重要な試合でゴールを決めることも多く、なかなかの活躍を見せた。だが、これで納得しないのが我らがクレ。厳し〜。来シーズンも活躍を期待。(髪を切れば1.5倍は上手くなると思っております)

9.ブライスワイト 2.8点ソース画像を表示

昨シーズンの冬の移籍市場からバルサに加入するもほとんど出番はなく、今シーズンの序盤から中盤にかけてすこし出場機会を得た。献身的な守備やメッシのためにスペースを空けるランニングなど有効な動きはするものの、CFとして1番大事な得点がなかなか取れなかった。シーズンの後半になるとグリーズマンの好調さに置いていかれ、完全に控え組の筆頭となってしまった。アグエロの加入により今夏の売却は免れないだろう。

10.リオネル メッシ 4.8点ソース画像を表示

唯一神。紹介さえも恐縮である。バイエルン虐殺を受け退団を本気で検討した昨夏。なんとか残留してくれたが、序盤の彼の顔には笑顔は見られなかった。パフォーマンスもなんとなく落ちているように見えたり、このシーズンがバルサでのラストシーズンだと誰もが考えていた。しかし、チームが苦しいときに現れる救世主はやっぱりメッシだった。そしてそれにチームメイトが応えていくようになる。ペドリをはじめとした選手たちがメッシの心を掴み、彼の顔に笑みを浮かばせた。きっとこのチームも捨てたものじゃないと思わせたのだろう。年明けからはいつものメッシに戻り驚異的なペースでゴールを量産。優勝こそ逃したものの、気づけばダントツのピチーチ。最近の報道では2年の契約を結ぶことを決めたなど非常にポジティブなニュースが流れている。親友の1人であるアグエロも加入し、来シーズンもゴールを量産してほしい。

11.オスマン デンベレ 2.8点ソース画像を表示

17-18からバルサに加入し、やっとまともなシーズンを送ることが出来た。メッシでさえもポテンシャルを認める中、コンスタントに試合に出れていなかったが今シーズンは怪我も少なく、離脱期間も短かった。3トップを採用していたときは右WGには欠かせない存在となり、ゴールやアシストの数字は少なかったものの、相変わらずキレのあるドリブルでチャンスを演出した。一時期は完全に顔が一軍の風貌をしており、たくましかった。来シーズンは数字にこだわり、活躍してほしい。

17.トリンカオ 1.9点ソース画像を表示

SCブラガから移籍して多くの期待を受けたが、そもそものプレーレベルの低さと自信のなさが露呈した。タッチは細かいものの、一対一を仕掛けてもほぼ負ける。プレスバックは遅く、守備のポジショニングも悪い。どうやってポルトガルで月間でMVPを取っていたのか謎である。アウェーベティス戦では貴重なゴールを見せたが、それ以降は、パッとしない。3-5-2に変わってからは居場所を完全に無くし、ローン移籍が噂されている。(くれたはもう放出希望)

22.アンス ファティ 3.5点ソース画像を表示

開幕戦から2ゴールを決め、今シーズンは彼のシーズンになるかもと思ったクレは少なくないだろう。セルタ戦でも素晴らしいファーストタッチでゴールをもぎ取り、勝利に貢献。しかし、ホームベティス戦で負傷。マンディに恨みを寄せるクレはTLにひじょーーーーーーーに多い。怪我の回復が遅く、手術をすることもあったが、来シーズンのプレシーズンマッチに間に合う予定。

 

どうですか?今回は選手が少なくあっという間でした。各ポジションのアンケートにご協力いただいた全員に感謝してこの記事を終わりにします。

 

では。

今シーズン振り返り MF編

どうも、くれたです。前回の今シーズン振り返りGK &DF編はいかがでしたでしょうか?まだの方はこちらから是非。

cule-tactical.hatenablog.jp

 

今回はMF編です。今回も皆様に選手評価アンケートをとらせていただき、5点満点で評価しました。

 

5.セルヒオ ブスケツ  3.9点

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チームの核となったデヨング、新加入のピャニッチにポジションを奪われるかと思いきや、やはりブスケツブスケツだった。ポジションと役割上、数字にも現れにくく、目立ちにくいがシーズンを通して安定した高パフォーマンスを見せ、デヨングやペドリらの若手のサポート、そしてなによりメッシを支えた。ヘタフェ戦でのメッシへのアシストのスルーパスには思わず頭を抱えた。今シーズン、彼の重要性を改めて感じたのはカンプノウでのアトレティコ戦だろう。負傷後はデヨングが穴を埋める形になったが、格段に攻撃の質が落ちた。もちろんアトレティコの守備は硬かったが、ブスケツがいれば勝利も十分にあり得ただろう。シーズンが終了し、ラポルタと契約について話すという報道があったため。これからに注目。

8.ミラレム ピャニッチ  1.2点

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今シーズン、のび太のクソ経営により、アルトゥールとトレードされやってきた。ユベントスの心臓()と称され、ブスケツの控え等に起用されると思っていたが、最終的にはほぼ幽霊部員に。序盤は長所のパスが見られた場面もあったが、それよりも短所の守備強度の低さなどが顕著に見られた。今夏の放出候補の筆頭選手であり、いくつかのクラブが興味を示しているとかなんとか。この記事を書いている最中にワイナルドゥム(大きな戦力)の移籍がほぼ実現され、ますます状況が厳しくなった。

12.リキ プッチ  2.3点

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シーズンを通して満足な出場機会を得ることはできず、不完全燃焼という印象。交代出場のたびに満面の笑みでピッチに入り、やる気十分。しかし、思うように結果が残せない。エルチェ戦ではヘディングシュートを決め、流れになると思われたが、次戦の国王杯ラージョ戦ではリズムが掴めず、ペドリと交代し、ペドリ投入直後に得点するなど実力の差を見せつけられた。現在は契約延長の報道もあり、クラブからの信頼は感じられる。クレの中での評価が分かれる選手であるが、これからに期待。

14.コウチーニョ  1.3点

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今シーズン、レンタル先のバイエルンから帰還し、体格が見違えるほどゴツくなった。開幕戦ではアシストを記録し、メッシと共に攻撃の中心になると思われたが、怪我とペドリの成長、4-3-3へのシステム変更が重なり、ピッチ上での彼の居場所は事実上無くなった。5月現在も怪我からは復帰しておらず今夏の放出候補に挙げられる。

16.ペドリ  4.8点

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この画像探すの時間かかった~。個人的に今季1番のサプライズ。なんとリーグ戦最終節以外全てに出場し、チームトップの37試合。序盤こそスタメンに名を連ねる機会は少なかったものの、徐々に居場所を勝ち取った。適切なポジショニング、豊富な運動量、広い守備範囲、なによりチームの王様との阿吽の呼吸など、あげるとキリがない。そして忘れてはいけないのは彼は今シーズンが加入初年度の18歳であることだ。もう一度言おう、今シーズンが加入初年度の18歳である。私はペドリと同じ学年なのだが、本当に信じられない。彼自身のアイドルであるイニエスタの後継者とも称され、今後は必ずバルサを背負ってくれる選手になるだろう。

21.フレンキー デヨング  4.9点

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昨シーズン、満を辞して加入したが、チームのシステム上自分の持ち味を最大限に発揮出来ず。今シーズンからそれまでオランダ代表を率いていたクーマンが監督となり、デヨングが核となるチームへと方針転換した。オランダ代表と同じようにデヨングはドブレピボーテの一角に置かれ、伸び伸びプレーするかと思いきや、それなりにプレーするも、まだまだ彼の本領は発揮出来ていない様子だった。しかし、ドブレピボーテでも輝いた場面はあり、それはブスケツにビルドアップを任せ、デヨングはその前の広大すぎるスペースでダイナミックに動き、得点まで狙っていた時期である。得点を狙うMFだけでなく、CBまでこなす万能性には本当に救われた。そして、シーズン中盤にはシステムが4-3-3に変更。偽9番に入ったメッシが開けたスペースに飛び込み、得点、アシストを量産。チームにとってより重要な選手となった。その後、3バックになってもピケが復帰するまではリベロとして機能し、貢献した。まだまだ書きたいことはあるが、デヨングについて書き過ぎたのでこの辺で。間違いなくこれからも中心選手。あと、この写真大好き。ソース画像を表示

27.イライシュ モリバ  3.3点

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今シーズン台頭した若手選手の1人。国王杯コルネジャ戦でトップチームデビューし、バルサにはあまりいないタイプとして躍動した。185cmという長身とフィジカルを活かし、推進力のあるドリブルやボール奪取でチームに貢献。ネクストポグバと言われているらしいが、特別高いパスセンスはまだ見られない。オサスナ戦ではリーガ初ゴールをメッシにアシストしてもらった。唐突ではあるが、彼にはブスケツのようなバランスを取る役割ではなく、ダイナミックに動き回る役割が合ってるんじゃないかと最近の試合を見ていて感じた。彼にとってバランサーはあまりにも窮屈な印象。これからの起用のされ方に注目。

 

今回はここまで。いかがでしょうか?次回はFW編を投稿します。その際にアンケートを実施しますので、ご協力をお願いします。FW編を終えると、今シーズンのMVPやベストマッチなども特集しようかなと思っています。

 

読んでいただきありがとうございました。それでは。

 

 

今シーズンの振り返り チーム&GK &DF編

どうも、くれたです。高3の受験シーズンからブログを書くのを中断していましたが、今シーズンのバルサの試合が全て終わったので、選手ごとに成績を5点満点でつけて皆さんと共有したいと思い、ブログを書きました。点数は皆様にご回答いただいたアンケートの平均点を表示しております。

こちらはMF編のアンケートです。まだの方は是非。

では、どうぞ。

 

 

 

1.今シーズンのチームとしての成績

 ラ・リーガ 位 (23勝7分7敗、84得点38失点)

 CL グループステージ2位通過(5勝1敗)

     ベスト16敗退vsパリ・サンジェルマン

  (1stleg 1-4 カンプノウ、2ndleg 1-1 パルク デ  

   プランス)

 コパ デル レイ(国王杯)  優勝 (vsビルバオ 4-0)

 スーペルコパ 準優勝 (vsビルバオ2-3)

 

2.個人の成績

 1.テア シュテーゲン (ゴールキーパー)  3.9点

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 リーガ31試合、CL5試合、国王杯4試合

今シーズン序盤は長く背負っていた膝の怪我の治療のため、リーグ戦6試合を欠場。リーガでの失点は32点であった。相変わらずのロングフィードやビルドアップへの貢献、守備の脆さを救ってくれるファインセーブは今シーズンも多かったが、17-18の彼を見てきた身としてはとても満足はできなかった(もちろんレベルは高いが)。最終節エイバル戦を前に先程と同じ箇所の膝を再び手術。最低2ヶ月は復帰できないという。

 2.セルジーニョ デスト (右サイドバック)  3.2点

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 リーガ30試合2G1A、CL7試合1G、国王杯3試合

今シーズンから安心と信頼のアヤックスから移籍。序盤こそセルジロベルトにポジションを奪われていたものの、セルジロベルトの怪我やコロナ感染、CLのディナモキエフ戦などでゴールを決め、特徴としては、足元の技術はあり、守備もそこそこ。ボールロストもまだまだ多いが、第28節ラ・レアル戦では2ゴールを記録した。シーズン途中からは3バックにシステムチェンジしたため、右WBにポジションを移し、持ち前の攻撃力をより発揮する形に。nextアウベスの素質はあると思う。

3.ジェラール ピケ (センターバック)  3.4点

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 リーガ19試合、CL3試合1G、国王杯2試合1G

昨シーズン、バイエルンに虐殺された後に「改革がないなら出て行く。」とコメントしたピケ。結局残留したが、今シーズンの成績や怪我を考慮すると彼にとって満足のいくシーズンではなかっただろう。第10節アトレティコ戦で負傷し、CL PSG戦1stlegぶっつけ本番で復帰。CLこそ敗退したものの、以降はベテランの落ち着きとリーダーシップを見せバルサの守備を牽引。まだまだ経験の浅いアラウホやミンゲサをサポートした。国王杯のカンプノウのセビージャ戦で重要な同点弾を決め、タイトル獲得に貢献。ラポルタとの話し合い(契約等の)も控えており、これからどうなるのか。

4.ロナルド アラウホ (センターバック)  4.3点

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 リーガ24試合2G1A、CL3試合、国王杯3試合

昨シーズンのバイエルンに虐殺される試合中、バルサが失点してもベンチから見ることしかできなかったアラウホ。苛立ちのあまり、思わずベンチのシートを蹴るほど。今シーズンはピケの負傷があり、ミンゲサと共に台頭し、ハイパフォーマンスを見せてくれた。自慢の高身長、快速、体の強さを見せ、セットプレーでの得点にも貢献。バルサが毎シーズン手を焼くイニャキ ウィリアムズを完封。惜しくもPSG戦を前に負傷したが、彼が出場していれば結果は変わっていたかもしれない。ビルドアップの面は少し心配だが、ブスケツから指導をされているという報道も。来シーズンのチーム構想にも入り、更なる進化を期待したい。

13.ネト (ゴールキーパー)  2.7点

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 リーガ7試合、CL3試合、国王杯1試合

シーズン序盤のテアの負傷時期に出場。全てのGKがテアに少し届かない印象であるが、どこかのチームの守護神になるには十分な能力を持っている。カンテラのイニャキ ペーニャの成長によって今夏は退団が既定路線。

15.クレマン ラングレ (センターバック)  2.3点

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 リーガ33試合1G、CL8試合、国王杯3試合

今シーズン開幕戦のビジャレアル戦では1点目のアルバへのロングフィード、2点目のコウチーニョへの正確な縦パスを入れるなど、素晴らしかったため自分自身これからラングレは世界最高の左利きCBになると予想していたが、うまくいかなかった。オウンゴール、退場、PK献上など、大事な場面で勝ち点を落とす戦犯になってしまうこともあった。それでもウンティティが信用できないことには変わりなく、シーズンを通して左CBを務めた。来シーズンのチーム構想にも一応入っているらしいが、金銭的にいいオファーがあれば応じるという噂も。

18.ジョルディ アルバ (左サイドバック)  3.6点

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 リーガ35試合3G5A、CL7試合2A、国王杯5試合2G5A

今シーズンはアルバにとって実りのあるシーズンだったと言えるだろう。タイトルは国王杯のみであったが、いくつもの試合を決めたり、大会を勝ち上がる重要なゴールやアシストをしてくれた。適当クロスはまだまだ見られるものの、クロスの精度を見違えるように上げ、バルサの一つの武器と再びなった。審判に抗議をしてイエローカードを異常にもらうのはもうやめてほしい。開幕戦のビジャレアル戦からスプリントを繰り返し、シーズンを通してやりきれるかと心配していたが、予想以上に頑張ってくれた。彼ももう30代のため、後釜探しも考えなければならない。

20.セルジ ロベルト (右サイドバック兼中盤)  2.1点

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 リーガ15試合1G2A、CL3試合、国王杯2試合

今も昔も愛されるバルサの便利屋だが、今夏放出の危機に瀕している。アトレティコとの前半戦で負傷し、治療期間にコロナ感染。その間にデストがセルジ ロベルトとの違いを見せ少しずつフィット。復帰後も効果的なパフォーマンスは見せられず、中盤として出場してもデヨング、ペドリと比べるとどうしても見劣りしてしまう。クレの中でも残留希望と放出希望が分かれているが、どうなるのか。

23.サミュエル ウンティティ (センターバック)  1.2点

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 リーガ13試合、CL1試合、国王杯2試合

今シーズンも出場機会もほとんどなく、クーマンからの信頼もあまり感じない。相変わらずミスは多く、17-18が嘘の様。いい加減彼を引き取ってくれるクラブを探し、放出しなければならない。今夏の放出リストの筆頭選手だろう。

24.ジュニオール フィルポ (左サイドバック)  1.9点

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 リーガ7試合1A、CL6試合、国王杯3試合

ムバッペ専用兵器。以上。

28.オスカル ミンゲサ (センターバック兼右サイドバック)  4.2点

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 リーガ27試合2G2A、CL5試合、国王杯4試合

今シーズン、アラウホとともに台頭したカンテラ。CBだけでなく、右SB、WBもこなす。特徴としては、読みや身体能力を生かしたディフェンス。これは相手に思考時間を与えない、前を向かせないなどのメリットがある。しかしうまくかわされピンチを迎える場面も。ヘタフェ戦では自らの背後に相手選手がいるにも関わらず攻撃参加し、クーマンに激怒されることもあったが、次節ビジャレアル戦でのスタメン起用でクーマンからの信頼を再確認できた。アラウホとともにこれからが期待される。

 

 

今回はここまで。アンケートにご協力していただき、そしてクソ長い記事をお読みいただきありがとうございます。いかがでしょうか?いいなと思ったら拡散やご感想をお聞かせください。

次回はMF編を投稿します。その際にアンケートを実施するのでご協力をお願い致します。お楽しみに。